西 光 寺


西光寺

 知恩院派浄土宗の寺で王流院と号し、寺宝といわれる『王流院』の
額は竜沢和尚の残した筆と伝えられる。赤門の寺として有名である。

 後醍醐第一皇子尊良親王のみやすどころが沼島に漂着された時、
しばらく滞在されたという伝説がある。

 元々は川上にあったのを天正年間(1573〜1591)にこの地に移し、万治元年
(1658)年の再建という。この寺にはそれ以降の過去帳が保存されている。